2022-01-01から1年間の記事一覧

孤独でもさみしくなかったころのこと(zgkzw)

中学一年生のころ、昼休みに毎日一人で花壇の草むしりをして過ごしていた。 当時、一緒にお弁当を食べる友達がいなかった(というか、女子校で過ごした中高の6年間で、その手の「グループ」に属していた時期がほとんどない)。クラスメイトがめいめい仲良し…

薬剤師さんにセルフネグレクトを気遣われた話(zgkzw)

精神科に何年も通っているが、しばしば通院が億劫になって診察日を先送りにしてしまう。通院のサイクルが乱れると毎日飲まなければいけない薬を切らし、離脱症状で体調を崩す。不眠、めまい、筋肉痛、息苦しさ、倦怠感などの症状が出て、ようやく観念して病…

大学は学生の行動にどこまで立ち入れるか(浮草)

日本においても、COVID-19が脅威となって二年が経つ。感染は拡大と縮小を繰り返しながら、今日まで至っている。2020年の春に入学した学生は、もうすでに在学期間の半分を、この不安定な状況下で過ごしていることになる。この状況が急激に好転する見込みは薄…

「スポーツはスキャム / スポーツが全部わるい!」草稿

( 2034年10月14日 第188代内閣総理大臣 欣憎〼夫きんにく ますお のビデオ演説より抜粋) 日本国民の皆さん。こんばんは。今夜は今までお伝えしていなかった、この国の真実をお伝えせねばなりません。 日本政府もとい私たちはあなた方国民の皆さんを騙してい…

受験の季節(浮草)

今年も受験の季節が巡ってきた。受験には何かと苦い思い出も多かったが、それでも受験を終えた後でさえ、この季節になるとそわそわと血が騒ぐのである。それは決して恐怖や不安を思い出したからではなく、むしろ楽しかったとさえ思うゆえである。 受験が楽し…

地方都市で、「駅弁大学」で、どう生きるか(浮草)

私はいわゆる「駅弁大学」の学生である。「駅弁大学」とは、一県に一国立大学と、まさに駅弁の如く設置されている大学を指す。大方は県名を冠した国立大学と言っても、間違いではないだろう。 私は、その「駅弁大学」のある地方都市に在住しているが、当然の…